クリニック院長ブログ

歯周病と糖尿病の意外な関係

歯周病と糖尿病、全く関係なさそうなこの2つの病気ですが、最近の研究で、糖尿病を患う方は歯周病になりやすい、ということが分かってきました。

歯周病が進行することにより様々な生活習慣病のリスクが上昇するのです。

その1つが糖尿病で、「歯周病は糖尿病の合併症の1つ」といわれるほど深い関係があるのです。

そんなこともあり、現在私は糖尿病専門の歯科治療の勉強会に参加させてもらっています。この勉強会は単位制で、専門資格を取ることができるのです。

大学病院に勤務していた頃、私は師から「糖尿病専門の資格を取りにいけ」と口酸っぱく言われていたのですが、なかなか取りに行かず、最も忙しい開業後に必要に迫られ取得しに行くことになりました。

暇な時に取っていればこんな大変なことにならなかったのに、と後悔先に立たず(_ _) です。。。

この資格は、最後に論文を書き、合格すれば取得できるのですが、開業しているためなかなか講義に参加できません。このままではおそらく、資格取得は2年後になりそうです。。。

ただ毎回の講義が楽しみなほど糖尿病や全身疾患に関する多種多様な講義があり、大変有益な時間を過ごせています。とにかく講義の内容が楽しく、参加が苦になりません。

しかも知識が増えれば増えるほど、糖尿病の患者さんや全身疾患のある患者さんに歯周病治療の観点からその知識を還元できるため、私にとって大きなモチベーションになっています。

歯周病は私の専門でもありますので、今後も常に最新の研究にキャッチアップしながら、知識の取得とバージョンアップに励んでいきたいと思っています。

この記事を読んでくださっている方で、もし糖尿病などの生活習慣病と歯周病を併発されていらっしゃる方がいれば、是非リリィ歯科クリニックにお越しください。

ご来院、心よりお待ちしております。