クリニック便り

歯医者に最も多く来ている患者さんの年齢は?

 いよいよ秋も深まり、朝などは冬の訪れを感じられるようになってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 
 少し前までは全く日本に根付いていなかったハロウィンが、今の子供達にとっては当たり前の行事になってきているようで、私たちの子供が通う保育園で仮装している園児を見かけました。
 
 幼児の仮装に慣れていない私は、仮面を付けた園児を見て思わず「うわっ」と声を出し驚いてしまいましたが、保育園では、もはや恒例の光景のようです。むしろ正月の獅子舞などを子供達は知らないらしいです。
 
 
 
 

意外と知らない!?歯科医院で使う道具

今回は、よく目にするけれど意外と知らない、治療で使う道具の名前をご紹介します。
 
 ●ユニット
患者さんが座るリクライニングするイスです。
 
●バキューム
口の中の水分を吸いとる掃除機のような器具です。 
 
●タービン
歯科医院特有の「キュイ~ン」という音の正体です。超高速で先端のドリルが回り、歯の表面を削ります。
 
 
 

日本で一番キャンディ好きな都道府県は?

今月14日はキャンディの日ということで、今回は「一世帯当たりのキャンディ消費量ランキング」を紹介します。のどが痛いときや、口直しをしたいときにお世話になることが多いキャンディですが、県によって消費に差がでる結果となりました。
 
1位は北海道でしたが、その他は西日本が多数ランクインしています。「飴ちゃん」と呼んで常に持ち歩いているイメージの強い大阪は、意外にも27位でした。
 
 
 
 

歯科医院に最も多く来ている患者さんの年齢は?

 
 全国には約6万8000軒の歯科医院があり、訪れる患者さんは1日あたり約130万9400人とかなりの数です。では、どのような人が、どのような理由で歯科医院に来ているのでしょうか?
 
 
 
◆来院は65歳から69歳が最多
この年齢の患者数は13万4700人と最多になっており、次に多いのが60歳から64歳の13万4300人です。60歳から74歳までの患者さんが全体の3割以上を占めています。
 
◆通院理由は「慢性歯周炎」がナンバーワン
 歯科医院と聞くとむし歯を治療するイメージですが、実は一番多いのは慢性歯周炎です。全体の22.7%の患者さんが慢性歯周炎の治療のために通院しています。
 
 代表的な症状は歯ぐきの腫れや出血ですが、実は日本人の約8割が慢性歯周炎を抱えていると言われています。 
 
次に多いのが銀歯や入れ歯などを入れる「歯の補てつ」で22.6%、3番目に多いのがむし歯で21.0%となっています。
 
◆男女別でも違う通院理由
 性別によっても通院理由は微妙に異なっています。男性の1位は「歯の補てつ」で男性全体の23.0%、女性は「慢性歯周炎」で女性全体の23.8%です。
 
 
※この調査は厚生労働省が無作為に選んだ歯科医院を対象に実施し、財団法人厚生統計協会によってまとめられたものです。
 
 
 

歯にいいレシピ

かじきのパン粉焼きりんごソースがけ
 
 
栄養価(1人分)
●エネルギー 337.5kcal
 
材料(2人分)
【かじきのパン粉焼き】
・かじき切り身(めかじき)70g×2切
・塩 0.5g
・こしょう 少々
・薄力粉 15g
・卵 1個
・パン粉 15g
・粉チーズ 3g
・パセリ 1g
・オリーブ油…大さじ1と1/2
・おろしにんにく 少々
・白ワイン 大さじ2/3
 
【りんごソース】
・りんご 少々
・玉ねぎ 15g
・ぶなしめじ 1個
・しょうゆ 小さじ2/3
・オリーブ油 大さじ1/2
・中濃ソース 小さじ2/3
・トマトケチャップ… 小さじ1/2
 
作り方
①パセリはみじん切りにし、卵は溶き、パン粉と粉チーズを混ぜる。かじきをバットにおいて、表面に塩こしょうを振り下味をつける。5分おき、水分が浮き出してきたらペーパータオルでふく。薄力粉・溶き卵・パセリ・パン粉の順にかじきにつける。
 
②フライパンにオリーブ油とおろしにんにくを入れて火にかける。①を並べて片面がキツネ色になったらひっくり返し、白ワインを入れる。そのままフタをして1分蒸し焼きにし、焼き上がったら油を切ってお皿にのせておく。
 
③りんごの軸と種を取りいちょう切り、玉ねぎは皮をむいていちょう切り、ぶなしめじは石づきを取る。
 
④空になったフライパンに再びオリーブ油と③を入れて、しんなりするまで炒めたらお皿に盛りつける。しょうゆ・中濃ソース・トマトケチャップを加えてよくかき混ぜたら②にかける。 仕上げにパセリをそえて完成。
 
ワンポイント!
かじきはビタミンDが豊富で、カルシウムの吸収をサポートします。今回のように粉チーズなどカルシウムを多く含む食材と組み合わせると効率良くカルシウムが吸収できますよ。