クリニック便り

何歳から始めればいい?気になる子どもの歯科矯正

皆さん こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。夏も終わりの時期に近づいてきました。今年、私は昨年の猛暑を教訓に万全を期して夏の準備をし、空調服まで購入しました。けれど、私だけなのかもしれませんが、あまり長く暑い夏を感じませんでした。こんどは、一休みのとても気持ちの良い秋です。この季節はどれだけ長くても構いませんね。私の場合、夏に体力を削られませんでしたが、体力の余った2人の子供に、どちらにしろボロボロに削られそうです。
 

あなたはわかりますか?歯の雑学クイズ

歯をみがいてお口の中をキレイにする道具といえば「歯ブラシ」です。では、ここで問題!歯ブラシのみでみがいた場合、歯の汚れは何%まで落とすことができるでしょうか?

★ヒント★

歯の表面は比較的みがきやすいのですが、歯と歯の間は歯ブラシが届きにくい場所になります。答えはこのページの最下部をご覧下さい。
 

実は意外と知らない…漢字の正しい使い分け方

「十分」 と 「充分」

「あなたはもう“じゅうぶん”頑張ってるよ」というとき、「十分」と「充分」では、どちらの漢字を使うのが正しいでしょうか?正解は「充分」の方です。充分の「充」は、人の感情など、計測できない主観的な表現を用いるときに使います。一方、十分の「十」には“たっぷり”という意味があるため、数量的に満たされているときに使います。「十」は数字だから数量の時に!と覚えるとわかりやすいでしょう。

 十分:数量が満たされているときに使う。
 充分:感覚的に満足したときに使う。

 

何歳から始めればいい?気になる子どもの歯科矯正

開始する時期や費用など、子どもの歯科矯正に関する疑問や不安を持つ親御さんもいらっしゃるでしょう。そこで今回は「子どもの歯科矯正」の基礎知識をお話しします。

子どもの歯科矯正って何をするの?

子どもの歯科矯正は、あごの骨のバランスや大きさを整える一期治療と、歯の位置を整える二期治療の大きく2つに分かれています。

一期治療
主に骨格を矯正し、永久歯がきちんと生えそろうようにサポートする治療です。年齢は約6歳から小学校低学年頃に行うのがベストです。

二期治療
歯並びをそろえる治療です。永久歯が生えそろい、あごの成長が 終わったころに行います。

どんな流れで行われるの?

①カウンセリング
現在の状態をチェックします。

②検査と診断
レントゲンや歯型の作成などをして、治療の方向性を決めます。

③治療
あごを広げたり、歯を動かす矯正装置をつけて、歯並びを整えていきます。

④経過観察
矯正装置を外した後、歯並びが元に戻らないように処置をします。

⑤終了
全ての工程が終わった後も定期的に歯をチェックします。
 

どんな装置があるの?

歯科矯正で使用する装置にはさまざまな種類があります。 今回は主なものをご紹介します。

■拡大装置あごを広げる

 

■ブラケット歯並びを整える装置

歯並びやあごの成長には個人差があるため、使用する器具や費用もさまざまです。治療を検討されている方はご相談下さい。
 

歯にいいレシピ


かぼちゃとモロヘイヤのナッツいため

材料(2人分)

・かぼちゃ 150g
・モロヘイヤ 100g
・スライスアーモンド 10g
・にんにく 1/2かけ
・油 大さじ2/3
・塩 小さじ1/4
・こしょう 少量

 

栄養価(1人分)

●エネルギー 148kcal
●カルシウム 153mg

 

作り方

①:かぼちゃは薄切りにし、ラップに包んで電子レンジ(600W)で2~3分加熱する。 モロヘイヤは3cm大に切って1分ゆでる。スライスアーモンドはから炒りする。にんにくはみじん切りにする。
②:フライパンに油を入れて加熱し、①を炒める。火が通ったら塩とこしょうで味をととのえる。

ワンポイント!

モロヘイヤには骨や歯の形成を助けるカルシウムが多く含まれています。また、アーモンドは歯ごたえがあるため、噛む回数が増えて唾液の分泌を促進します。
 

★クイズの答え★

①:60%
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは完全に落としきれません。フロスや歯間ブラシを使うことで、約90%まで落とすことができるようになります。歯みがきタイムにぜひ取り入れましょう。