クリニック便り

お口の老化が最も進んでいるのは20代!?

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。ようやく暑さが少し和らいできました。
今年の夏は暑さと大雨で本当に大変でしたね。これから始まる秋は天候の良い日が続くことを願っています。秋は美味しいものを食べられる時期ですね。例年なら外食も、楽しみな季節ですが、まだまだ積極的にどんどん外食に出向くというわけにもいかないですよね。ただ最近は出前やテイクアウトやネットでのお取り寄せグルメが充実してきましたので、食の楽しみ方の種類も増えました。お口のなかに不安のある方は、早めに治して食事を楽しんでいただきたいです。
 

間違えやすい!漢字表記のおぼえかた

 
町と街
 
「港まち」と「まちの広場」では、町と街のどちらを使えばよいでしょう?この使い分けですが、「町」は「地区や区域」であり、「街」は「町の中にある場所や建物」とイメージすると分かりやすいかもしれません。また、町には「市と村の中間(自治体の一つ)」、街には「大通りや通りに面した一角」という意味もあります。
 
 

あなたはわかりますか?歯の雑学クイズ

 
世界で最もむし歯の少ない国は、北欧のスウェーデンです。 このスウェーデンの歯科医師数は8173人(2018年調べ)で、世界で15番目に多い数になります。では、歯科医師の数が最も多い国はどこでしょうか?
 
 
★ヒント★
ちなみに人口総数が最も多いのがアメリカ、次いで日本、ドイツの順になります。答えはこのページの一番下をご覧下さい。
 

歯にいいレシピ

 
うなぎとキャベツの黄身酢あんかけ
 
材料(2人分)
 
・うなぎ蒲焼 60g
・キャベツ 60g
・きゅうり 30g
・塩 各小さじ1/8
・みょうが 15g
・青じそ 2枚
・乾燥カットわかめ 1g
・白ごま 小さじ1/4
<黄身酢>
・卵黄 20g
・穀物酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん 大さじ1/2
 
栄養価(1人分)
●エネルギー 152kcal
●カルシウム 90.3mg
 
作 り 方
①:キャベツは一口大に切り、塩を入れた湯で柔らかくなるまでゆで、ザルで粗熱を取る。 きゅうりは2mmの厚さに切り、塩もみする。 乾燥わかめは水でもどす。
②:うなぎの蒲焼は一口大にカットし、みょうがと青じそは軸を取って千切りにする。
③:小鍋に黄身酢の材料をすべて入れ、弱火にかける。 木べらで全体を混ぜ続け、粘り気が出るまで加熱する。
④:①と②を器に盛り付け、白ごまをふり③をかけ、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
 
ワンポイント!
キャベツやきゅうりには、健康な歯ぐきを形成するビタミンCが多く含まれています。 みょうがや青じそといったシャキシャキ食感の香味野菜は、歯の表面の汚れを落とし、口臭を防ぐ効果が期待できます。
 

お口の老化が最も進んでいるのは20代!?

 
ヘルスケア商品を製造販売しているフィリップスエレクトロニクスジャパンが歯科医監修のもと、全国の20代から60代の男女約1030人にお口の老化に関するアンケートを実施したデータによると、お口の老化が最も進んでいるのは20代という衝撃的な結果が出たそうです。
 

お口の老化度をチェックする11項目から分かったこと

今回のアンケートは全部で11項目あり、当てはまる数によって「①口内健康」「②口内老化注意報」「③口内老化警報」「④お口の末期症状」「⑤口内崩壊」の5段階に分類したそうです。世代ごとにお口の老化度をチェックしてみると、より深刻な「③口内老化警報」以上に該当する人が最も多かったのは20代で48.6%、30代で48.1%となっており、若い年代ほど老化度が高い結果が出ています。
 
 
 

あなたのお口の老化度もチェックしてみよう

 
実際に行われたアンケートが下記の11項目です。
 
□ 歯をみがかずに寝てしまう
□ 歯間ケアグッズを使わない
□ 口の中がネバネバする
□ 歯医者に行くのはトラブルが起こったときだけ
□ 歯に食べ物が詰まりやすい
□ 口臭がある
□ 喫煙習慣がある(あった)
□ 夜更かししがち
□ 偏った食生活
□ 早食い傾向があり、噛む回数が少ない
□ 歯ぐきがブヨブヨ、黒ずみがある
 
該当数0個・・・「①口内健康」
1~3個・・・「②口内老化注意報」
4~7個・・・「③口内老化警報」
8~9個・・・「④お口の末期症状」
10個以上・・・「⑤口内崩壊」  老化度を確認してみましょう。
 
⑤の「口内崩壊」の場合、すぐに診察が必要です。
 
残念ながら①の「口内健康」はどの年代も0%だったそうです。 生活習慣の見直しとともにセルフケアを徹底し、定期的に歯科医院での定期健診を受けるようにしましょう。
 
 
 
★ クイズの答え ★
③アメリカ
 
2018年の調査によると、歯科医師数が最も多い国はアメリカ(199,500人)、その次は日本(101,811人)です。 第三位はドイツ(71,093人)でした。