クリニック便り

人生の最後に食べたいものは?他

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。今年の夏の暑さはたいへんなものですね。1日中クーラーを付けています。昨年はこの時期に扇風機だけの日もありましたが、今年はそんな日は、ほぼありません。私の子供2人も小学校のプールを楽しみに登校しています。このまま暑くなると8月の暑さが心配になります。

 

歯にいいレシピ

あじの洋風なめろう

材料(2人分)
・あじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1尾分
・たまねぎ・・・・・・・・・・・・・1/4個
・パセリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3g
・レモン・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
(a)オリーブオイル・・・・大さじ1
(a)味噌・・・・・・・・・・・・・小さじ2

栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・180kcal
●食物繊維・・・・・・・・・・・1.8g

作 り 方
①:あじは粗く刻む。 たまねぎ・パセリはみじん切りにする。
レモンは皮をむき、果肉を取り出す。
②:(a)を混ぜあわせる。
③:①と②を和えて、器に盛る。

ワンポイント!
レモンの酸味は唾液の分泌を促し、歯の表面をきれいにする効果があります。 また、青魚に含まれるDHAやEPAは、歯周病予防の効果も期待できます。

 

歯にまつわる豆ちしき

 

昔の人は何回噛んでいた?

「現代人」が一回の食事で噛む回数は620回程度、時間にすると約11分間と言われています。
では、大昔の人はどうだったのでしょう?まず、「弥生時代」の卑弥呼は3990回で時間にすると51分。「平安時代」の紫式部は1336回で31分。「鎌倉時代」の源頼朝は2654回で29分。「江戸時代」の徳川家康は1456回で22分。また、「昭和10年頃」の庶民は1420回で22分だったそうです。よく噛むことはお
の中をキレイにする唾液腺などの機能が活性化されます。お口の環境を健康に保つためにも、ゆっくりと時間をかけて食事を味わいましょう。

 

世界おもしろ事情


中国の花火大会


日本の夏の風物詩といえば花火。打ち上げられる美しい花火は、日々のストレスも吹き飛ばしてくれますよね。
海外の花火大会事情をのぞいてみると、中国では2月の春節や10月の国慶節の夜に花火が打ち上げられ、一晩中お祭り騒ぎになります。中でも面白いのが、河北省の春節のお祭り「打樹花(ダーシュファ)」です。これは高熱で溶かしてドロドロになった鉄を壁に向かってまき、その際に出る火花を花火のように眺めるものです。その昔、お正月に花火や爆竹を買うお金がなかった職人が始めたのが由来で、現実離れした美しさはなかなか見ごたえがあるそうですよ。

 

 

人生の最後に食べたいものは?

 

歯ブラシなどの日用品を製造する「サンスター」(本社:大阪府高槻市)が、全国の60歳以上に「人生最後の食事として食べたいもの」についてのアンケートを行いました。今回はそのアンケート結果の一部をご紹介します。

 

 

上記アンケートは、60歳以上でむし歯・歯周病の症状がある方を対象に「人生最後に食べたいもの」について質問した結果です。現状の歯と歯ぐきではマグロの握り寿司をあげた人が最多でした。しかし、歯と歯ぐきが健康に戻ったとしたら、噛みごたえのある厚切りのステーキをあげる人が最も多かったそうです。


歯と歯ぐきが健康だったら、フランスパンや堅焼きせんべいなど、堅いものを食べたいという人が増加して、反対にやわらかいものをあげる人は減少しました。
また、りんごの丸かじりといった回答もあり、口の中が健康であれば堅いものを積極的に食べたい傾向がこのアンケートでわかったそうです。

 

より良い生活を送るためには、日頃から体の健康とともにお口の中の健康も気づかっていきましょう!