クリニック便り

「子どものむし歯」に対する親の意識調査

皆さんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。毎日猛暑が続きますね。

今年の夏は急性症状の患者様がいつもより多い気がします。やはり暑さにより皆さんのお体の免疫力が下がっていることが考えられます。

猛暑だけでも大変なのに、お口のトラブルまで抱えられますとせっかくのお盆休みも楽しめないことになりかねません。

日頃からの口腔ケアを今一度おすすめいたします。

歯にいいレシピ

蒸し鶏のたらこ梅あんかけ

材料(2人分)

・めかぶ(味付けされていないもの)・・50g
・オクラ・・・2本
・鶏むね肉・・・200g
・青じそ・・・3枚分
・梅干し(果肉)・・・小2個分
・たらこ・・・15g
・めんつゆ・・・小さじ2

作 り 方

①:鶏むね肉を5mm幅にスライスしたら皿にのせ、ラップをフワッとかけ電子レンジ(600W)で中心に熱が通るまで15分ほど加熱する。 加熱ムラを防ぐため途中で何度か裏返す。


②:ゆでたオクラを2mm幅の輪切りにし、梅干しは種を取って包丁で叩く。 青じそは軸を取り、千切りにする。
 

③:オクラ・梅干し・めかぶ・めんつゆを混ぜ合わせる。
 

④:①・③・たらこ・青じそを盛りつける。


栄養価(1人分)
●エネルギー・・・88.4kcal
●カルシウム・・・28.4mg

ワンポイント!
このレシピには、歯や骨の形成に欠かせないカルシウムが豊富に含まれています。 また、青じそには歯ぐきの血行を促進するビタミンEが多く、さわやかな香味成分が口臭を予防してくれます。

 

歯にまつわる豆ちしき

8020(ハチマル ニイマル)運動って何のこと?

日本歯科医師会と厚生労働省が提唱している8020運動をご存知でしょうか?

これは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という啓発活動です。

歯を20本以上保有している方のほとんどが不自由なく食生活を営んでいることが分かっており、この目標が設定されたのです。

人間には親知らずを除き28本の歯が生えていますが、現在80~84歳の高齢者で残っている歯の本数は平均15.3本です。

ただ、実際に20本以上歯が残っている80~84歳までの方は4割を超えていて、年々増加傾向にあります。

おそらく、あなたが80歳になる頃には、もっと多くの方が8020を達成していることでしょう。

世界おもしろ事情

南アフリカの水族館

厳しい暑さが続くこの季節、大きな水槽の中を泳ぐ魚たちは、ひとときの癒しを与えてくれるでしょう。 そこで今回は、海外の水族館をご紹介します。
 

南アフリカの「ウシャカマリンワールド」はアフリカ最大規模の水族館です。 海底に沈んだ船を探索するというコンセプトで、館全体が難破船のような作りになっています。 この水族館ではサメが目玉になっています。

イベントではサメの餌づけやサメと一緒にケージ内で泳ぐといった体験もあり、大人も子どもも一日中楽しめるそうです。

ホームページを見ているだけでも楽しいので、興味のある方はインターネットで検索してみてくださいね。

 

 

「子どものむし歯」に対する親の意識調査

むし歯用痛み止め薬「新今治水」などを取り扱う丹平製薬(本社:大阪府茨木市)が、全国の1~5歳児がいるご家庭に「子どものむし歯予防」に関するアンケートを実施しました。

今回はこのアンケート結果の一部をご紹介させていただきます。

①歯みがきをさせる際に工夫していることは?

各家庭が子どもの歯みがきでさまざまな工夫をしているようですが、その中で最も多かったのが「上手にみがけたら褒めてあげること」や「親も一緒にみがくこと」だったそうです。

 

●1位 歯みがきをしたら褒める
●2位 親も一緒に歯みがきをする
●3位 自分でみがかせてみる

 

②正しい仕上げみがきができている家庭は全体の何%?

子どもの仕上げみがきは、親が一箇所あたり20~30回程度みがいてあげるのが良いとされています。

これが実践できていた家庭はわずか1.6%だったそうです。

ほとんどの家庭が一箇所10回未満で、仕上げみがきが正しく行われていないといった結果だったそうです。

~仕上げみがきの基本とポイント~

寝ている間は唾液の分泌量が減り、口の中の細菌が増えるため、特に就寝前の仕上げみがきは丁寧に行うようにしてください。

また、その際は下記のポイントを意識して行いましょう。

 

■歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目に、歯ブラシをまっすぐ当てる


■毛先が広がらない程度の軽い力でみがく


■一箇所につき、20~30回ほど小刻みに小さく動かす


■仕上げみがきにかける時間は3分以上が目安

乳歯は特にむし歯になりやすいので、注意してみがく必要があります。 仕上げみがきで、お子さまの歯の健康を守ってあげてくださいね。