クリニック便り

無意識のうちに 「口呼吸」していませんか?

みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか。いよいよ本格的な暑い夏がやってきました。私の小学生になる子ども達は、この時期に授業で水泳があるのですが、暑すぎるため水泳が中止になります。私が小学生時代には水泳の授業は寒い日が多く、唇が紫色になって震えながらよく水泳をした覚えがあります。暑すぎて水泳の授業が中止などということは記憶の中には一度もありません。昔のように暑すぎない夏が日本に戻ってくる日は来るのでしょうか。
 

歯にいいレシピ

たこのマリネ
材料(2人分)
・たこ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
・キュウリ・セロリ(茎)・・・各1本
(a)オリーブオイル・・・・大さじ2
(a)りんご酢・・・・・・・・・・大さじ1
(a)レモン汁・砂糖・・各小さじ1
(a)塩・こしょう・・・・・・・・各少々
 
栄養価(1人分)
●エネルギー・・・・・・・201kcal
●食物繊維・・・・・・・・・・・1.3g
●塩分・・・・・・・・・・・・・・・・1.1g
 
作り方
①:たこは茹でてぶつ切りにする。
②:キュウリとセロリは乱切りにする。③:ボウルに①、②、(a)を入れて和え、お皿に盛り付けて出来上がりです!
ワンポイント!
たこと生野菜は歯ごたえのある食品です。いずれも大きめに切ることで、しっかり噛んで食べられるおかずになりますよ。
 

無意識のうちに「口呼吸」していませんか?

 
普段あまり意識することはありませんが、「口呼吸」と「鼻呼吸」とでは大きな違いがあり、口呼吸はお口や体の健康に悪影響を与えます。そこで今回は「口呼吸」に関することをお話させていただきます。
 
 

口呼吸と鼻呼吸の違い

鼻呼吸の場合は鼻毛や粘膜といった鼻のフィルター機能があるため、空気中に含まれるさまざまな病原菌を除去することができています。しかし、口呼吸の場合は病原菌がそのまま体内へと入ってしまうため、免疫力が低下したり、アレルギー症状を引き起こしやすくなります。また、口の中が乾燥して唾液の分泌も少なくなるため、むし歯・歯周病・口内炎などのお口のトラブルも多くなります。
 
 
 

口呼吸のセルフチェック

もしかしたら、あなたも自覚なく口呼吸をしているかもしれません。 
下のチェック項目に1つでも当てはまっている場合は、口呼吸をしている可能性があります。
 
 
鏡で顔を見ると、口角が下がって「への字」になっている
唇を閉じると、あごの真ん中に「梅干し」のようなシワができる
一年中、唇がカサカサに乾燥している
寝ているとき、いびきをかきやすい
朝起きると、喉がカラカラに乾燥している
気がつくと口が半開きになっている
食事のときにクチャクチャと音を立てて食べる
前歯が出ていたり受け口だったりと、歯並びや噛み合わせが悪い
 
 

鼻呼吸に矯正するためには?

口呼吸が習慣になっている場合は、次のような方法で鼻呼吸に矯正してみましょう。
毎日継続して行っていると、早くて2~4週間程度で効果が現れるでしょう。
 
 
●アレルギー症状などで鼻づまりがある場合は、耳鼻咽喉科を受診して鼻呼吸できるように治療をする。
●食事は左右の歯をバランス良く使い、口を閉じて食べる。 1口30回噛むことを意識しましょう。
●1日3回、合計で1時間程度、口を閉じてガムをかむ習慣をつける。
●睡眠時の口呼吸を予防するには、専用の口閉じテープを貼って寝るようにしましょう。
 
近年、口呼吸をしている子どもがとても増えていますので、ご家族の方が注意して見てあげましょう。
 

~生活に役立つ雑学~洗っても落ちない衣類のニオイ対策

 
洗ってもニオイが気になる衣類ってありますよね? 今回は、洗濯しても落ちない衣類のニオイ対策をご紹介します。
 
 
【洗剤の成分をチェックする】
中性や弱酸性の液体洗剤を現在使っているようなら、皮脂汚れに強い弱アルカリ性の粉末洗剤に変えてみましょう。
 
【つけ置きしてから洗濯機へ】
頑固なニオイにはつけ置きが有効です。酵素系漂白剤なら表示通りの割合でお湯に溶かし30分~1時間ほど、重曹なら水1リットルに対して大さじ5杯分の重曹水を作り30分ほどつけてから洗濯を。
 
【スピーディーに乾かす】
乾かす時間が長くなると、細菌が繁殖して衣類が嫌なニオイになりますので、衣類を干すときは間隔をあけて干したり、扇風機の風を当てたりして、スピーディーに乾燥させましょう。
 

お口周りのストレッチ

むくみを解消する「地そう」
 
夏の疲れもあり、クーラーの効いた部屋でついウトウト・・・寝すぎてしまって、起きたら「顔がむくんでいた!」ということありませんか?今回は顔のむくみをスッキリさせるツボ「地そう」をご紹介します!
 
【やり方】
 
 
地そうは唇両端のすぐ横にあるツボです。ツボにそれぞれ手の中指を当てて、5秒間ほど軽く刺激をしたらゆっくりと力を抜いてください。これを5回ほど繰り返しましょう。